成功は才能より「運」

日本時間2022年9月16日に発表された、イグノーベル賞

その経済学賞を受賞したのが「なぜ成功は、もっとも才能のある人ではなく、もっとも幸運な人に行くかの数学的な説明」という研究。

簡単にいうと

「成功は才能がある人ではなく運が良い人がつかむ」

という研究結果だったみたい。

◆経済学賞

なぜ最も才能のある人ではなく最も幸運な人が成功することが多いのかを数学的に説明したことについて」で、アレサンドラ・プルキーノ氏、アレッシオ・エマヌエレ・ビオンド氏、アンドレア・ラピサルダ氏に2022年度イグノーベル経済学賞が贈られました。

研究チームは「成功に至るために必要なのは才能なのか、それとも運なのか」という疑問から研究をスタート。1000人以上の人々のキャリアをシミュレートした結果、「そこそこの才能を持った非常に幸運な人」は「非常に才能を持った不運な人」よりも常に成功することが示されたとのこと。

https://gigazine.net/news/20220916-ig-nobel-prize-2022/

運の良さかぁ。

確かにそうかもしれない。

今までいろんな本を読んだけど、共通して書かれていたのは、「運は自分の行い次第である」ということ。

日々の生活のちょっとしたことで運が貯まったり、減ったりするみたい。

たとえばエレベーターで他の人のために開ボタンを押して待っていたり、会社の床に落ちてるごみを拾って捨てたり、誰かに消しゴムを貸したり…

そういう、他の人や社会に対するちょっとした優しさや気遣いが、運貯金として貯まっていく。

そして、ここぞという時に運貯金から助けが来てなんとなく上手くいったり、願いが叶ったりするんだと思う。

そして、ほんのちょっとしたことで運って削られてしまう。

たとえば、人からの挨拶を無視したり、気に入らない人にイヤな態度を取ったり、他人のあることないことをペラペラしゃべったり、悪口を言ったり、お菓子外しをしたり、電車で降車する人より先に乗り込んだり、ゴミを電車の座席の隙間や足元に捨てたり、他の住人の迷惑になるのにマンションのベランダで煙草を吸ったり、分別必須なのに分別してないゴミを出したり、狭い道を友人と横いっぱいに広がって歩いたり、雨の日すれ違う時に傘かしげをせずに人に露先を当てたり…

本人は悪いことをしている感覚もないような、ちょっとしたこと。

もしくは分かっているけど「これくらいいいでしょ」程度。

「私だけじゃなくてみんなもやってるし」みたいな。

でも実は運がめちゃくちゃガリガリガリガリ削られてる。

だから良いことなんてあまり起きない。

それで、「ツイてない!」ってなって余計にカリカリしたり、他人に当たったり。

それでまた運がガリガリ削られるという悪循環。

だから、もし最近ツイてないなと思ったら自分の行いを見直したり、自分以外の人のためになること意識してやると好転しやすくなると思う。

でもすぐには好転しないから数か月~数年かかると思う。

それもそうだよね。

それまで数年、何十年単位の積み重ねでマイナスに振り切ってるのに、1回2回良いことしたからって運がよくなるはずない。

だから私は、いじわるな人ってすごいなって思う。

運がガリガリ削られて、いつどんな鉄槌が下るか怖くないんだろうかって。

そういうことを考えられないからやるんだろうけど、私は怖くて絶対できない(もちろん他人をいじめるという概念自体ないからだけど)。

真面目に生きてる人がバカを見ることや割を食うことって実際めちゃくちゃある。

でも、それに腐らず、自分ができることや人のためになることをコツコツしていくと運はちゃんと貯まっていく。

「自分がいかに他人や世の中に対して良いことをしたか」という「行動」が見られているのだと思ってる。

運が良いとイヤな目や辛い目に遭わない、ということじゃない。

自分が本当に本当に心の底から願うこと、神様に必死でお願いしたくなるようなこと、自分ではどうしようもないことが起きた時に、ひょんなところからひょんな形で助けが得られるのだと思う。

人のためや世の中のためになる良いことをする。

それだけで運が良くなるならとても簡単だと思う。

しかも成功までしちゃう!

なんてすごいんだろう!

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